4巻5号

2005年5月25日発行

オンラインISSN 1347-4448,印刷版ISSN 1348-5504
発行 特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)

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< コンテンツ・ビジネスの未来 第一回 >(オープンアクセス)

コンテンツの海外展開の要諦

レコード産業の市場規模とJ-POPの海外マーケティング概況 関根直樹
中国オンラインゲーム隆盛に見るビジネス・アーキテクチャ形成に関する一考察 中村彰憲

pp. 175-192

我が国のコンテンツ産業が、今後さらに発展するためには、海外市場の開拓、海外展開が不可欠である。優れたコンテンツを 生みだし、それを国内のみならず海外に向けて発信し、多くの収益を上げ、その資金をさらに優れたコンテンツの創造に投入する、という好循環を実現しなけれ ばならない。 日本の魅力あるコンテンツが世界各国で受け入れられている事例は、現在でも存在する。だが、海外市場も視野にいれたコンテンツの発信、大きな収益の獲得、コンテンツ創造への投入、という循環が、多くの分野で、恒常的に実現しているとは言いがたい。したがって、現在よりも積極的に海外展開に取り組む必要があろう。 そこで、今後の海外展開を考えるために参考となる、二つの論考を紹介する。音楽産業と中国のオンラインゲーム産業を取り上げた論考から、各国、各地域の実情を把握し、それに柔軟に対応した企業活動の重要性が示唆される。(序文と要約:生稲史彦)

関根直樹, 中村彰憲 (2005)「コンテンツの海外展開の要諦」『赤門マネジメント・レビュー』4(5), 175-192. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR4-5.html

PDFファイル AMR4-5-1.pdf (711KB)
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< 査読つき論文 >(オープンアクセス)

デジタルメディア展開のためのコンテンツサプライチェーン形成の研究―保護パッケージ化の導入によるパイプラインとシンジケーション

木村誠

pp. 193-226

本研究は、企業間構造パターン(インテグラル化、モジュラー化)と企業間コンテンツ配給パターン(パイプライン、シンジ ケーション)の組み合わせによるコンテンツサプライチェーン形態の観点から、デジタル映像コンテンツの不正複製・不正使用を事前防止する保護パッケージ化 を導入したコンテンツ配給のための企業組織間分業体系について論じる。
キーワード:コンテンツ流通、コンテンツ保護技術、デジタルコンバージェンス

木村誠 (2005)「デジタルメディア展開のためのコンテンツサプライチェーン形成の研究―保護パッケージ化の導入によるパイプラインとシンジケーション」『赤門マネジメント・レビュー』4(5), 193-226. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR4-5.html

PDFファイル AMR4-5-2.pdf (586KB)
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< 解説 >(オープンアクセス)

ネットワーク分析用ソフトウェアUCINET(R)の使い方

安田雪 著, 金坂秀雄 デザイン

pp. 227-260

UCINET For Windows (R) (2002) は、ネットワーク分析を行うためのウィンドウズ用プログラムである。 ネットワーク分析のためのソフトウェアは、STRUCTURE (Burt, 1990)、Negopy (Richards, 1995) など、世界で多数が開発されている。だが、UCINETは、使用が容易で機能的にも優れており、おそらくネットワーク分析用ソフトウェアとしては世界的に普及しているものだろう。 UCINETは、ネットワーク分析の大家Steve Borgatti、Martin Everett、Linton Freemanの三氏によって開発されている。2005年4月の時点では、Analytic Technologies社のサイトにおいてVersion 6.85が公表されており、英語マニュアルなどが付随した試用版が無料でダウンロードできる。試用版とはいえ、ネットワークのノード数が最大で256まで分析できるので、初めての人でも十分楽しめる。 UCINETは主な機能として、(1) ネットワークデータの作成および変換機能、(2) ネットワーク分析の様々な指標の算出機能、(3) ネットワーク仮説の検定機能、(4) 多次元尺度構成法、クラスター分析などを含む分析機能を持っている。 また、大規模ネットワークの解析ソフトウェアPajek (「パエック」と読む)と、ネットワーク描画のソフトウェアであるNetDraw などがUCINETの本体に組込まれており、クリックひとつで各ソフトを起動させることができる。UCINETで作成したデータは、それぞれのソフトで扱えるため、大変に便利である。 本連載においては、第I部として「ネットワーク分析用ソフトウェア UCINET(R)の使い方」において、UCINETの起動・データ作成・分析・保存までの一連の使い方と、分析機能の一部について使い方と出力の解説を行う(執筆者:安田雪)。第II部の「ネットワーク可視化の技法?Pajekの使い方」は、UCINETに組み込まれている大規模ネットワークの解析ソフトウェア、Pajekの描画機能について解説を行う(執筆者:稲水伸行・竹嶋斎)。最後の第III部「ネットワーク可視化の技法?NetDrawの使い方」では、ネットワーク描画ソフトのためのNetDrawについての解説をする(執筆者:竹嶋斎・稲水伸行)。 読者のかたがたには、ぜひ三部をあわせてご活用いただき、ネットワーク分析のおもしろさ、関係構造の可視化の説明力を楽しんでいただければ幸いである。なお、本連載で展開するソフトウェアの解説は、各ソフトウェアが持つ機能のごく一部にすぎない。ご好評を賜れれば、続編の執筆も検討したいと思っている。

安田雪 著, 金坂秀雄 デザイン (2005)「ネットワーク分析用ソフトウェアUCINET®の使い方」『赤門マネジメント・レビュー』4(5), 227-260. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR4-5.html

PDFファイル AMR4-5-3.pdf (1106KB)
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