13巻4号

2014年4月25日発行

オンラインISSN 1347-4448,印刷版ISSN 1348-5504
発行 特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)

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< 査読つき研究ノート >(オープンアクセス)

自動車部品における製品アーキテクチャと取引方式―コンプレッサの事例

佐藤秀典, 福澤光啓, 藤本隆宏

pp. 145-166

本稿では、製品のアーキテクチャ的特性を一社の事例研究から定性的に示し、アーキテクチャ特性と取引方式との関係を検討した。その結果、製品アーキテクチャと取引関係の間には、知識の境界の観点から望ましい組み合わせが存在することが示された。しかし、取引関係および品質保証責任の所在は契約上の問題であるため、望ましい関係から逸脱してしまう可能性もあることが示唆された。
キーワード:製品アーキテクチャ、取引方式、技術特性と契約関係

佐藤秀典, 福澤光啓, 藤本隆宏 (2014)「自動車部品における製品アーキテクチャと取引方式―コンプレッサの事例」『赤門マネジメント・レビュー』 13(4), 145-166. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR13-4.html

PDFファイル AMR13-4-1.pdf (443KB)
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< コンピュータ産業研究会 >

日本半導体産業に必要な水平分業

大山聡

pp. 167-178

本稿では日本半導体産業の現状と展望について論じる。日本の半導体産業は一時期強い競争力を誇っていたが、産業構造が水平分業に転換されてからその競争力を失いつつある。最近では、事業売却や合弁会社設立を通じ、本社から半導体事業を切り離している企業も多い。しかし、まだ日本の半導体技術は高く、競争優位が持てる分野も存在する。本稿では、アーキテクチャー論を用い、半導体を分類し、そこで勝つための水平分業を提案する。
キーワード:半導体、水平分業、独立ファウンドリ、アーキテクチャー

大山聡 (2014)「日本半導体産業に必要な水平分業」『赤門マネジメント・レビュー』 13(4), 167-178 http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR13-4.html

PDFファイル AMR13-4-2.pdf (581KB)
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