5巻12号

2006年12月25日発行

オンラインISSN 1347-4448,印刷版ISSN 1348-5504
発行 特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)

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< ものづくりアジア紀行 第十回 >

中国自転車事情

東正志

pp. 701-706

東正志 (2006)「中国自転車事情」『赤門マネジメント・レビュー』5(12), 701-706. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR5-12.html

PDFファイル AMR5-12-1.pdf (177KB)
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< 調査報告 >(オープンアクセス)

インド製造業のものづくりと日系企業のインド進出―二輪、四輪、家電の事例

善本哲夫, 新宅純二郎, 中川功一, 藤本隆宏, 椙山泰生, 天野倫文, 太田原準, 葛東昇

pp. 707-728

本稿は家電(カラーテレビ)、光ディスク、二輪/四輪産業を対象に、現地インタビューから得られた産業情報と企業・工場単位の紹介を中心に構成されている。家電産業では韓国企業と大手ローカル企業による寡占的な競争環境が形成されており、日系企業はその流れから取り残され、インド国内での腰を据えた事業展開の方向性は見えていない状況である。光ディスク産業ではローカルの光ディスク記録メディア企業が日系企業と協業し、日本的な経営スタイルやものづくりの考え方を導入し、OEMで世界的に高いシェアを得ている。二輪/四輪産業で成功している日系企業は、いずれもインド市場をよく知るローカル企業との合弁であり、また、ローカルの二輪企業の実力も高い。調査先から得られたインド製造業の鳥瞰図を素描するならば、日本的なものづくりが根付く土台はあり、実際にものづくりの実力もあるようだ。日系企業のインド戦略の有効な戦略オプションとして、ローカル企業とのパートナーシップを活用することも検討していく必要があるだろう。
キーワード:インド製造業、ものづくり能力、自動車、二輪、家電、光ディスク

善本哲夫, 新宅純二郎, 中川功一, 藤本隆宏, 椙山泰生, 天野倫文, 太田原準, 葛東昇 (2006)「インド製造業のものづくりと日系企業のインド進出―二輪、四輪、家電の事例」『赤門マネジメント・レビュー』5(12), 707-728. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR5-12.html

PDFファイル AMR5-12-2.pdf (515KB)
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< コンピュータ産業研究会 >

半導体産業におけるミドルエンジニアの役割とキャリア志向性

田路則子

pp. 729-744

本報告は前半と後半の2部構成である。前半では、松下電器とオリンパスの光ピックアップにおける業務提携をケースに扱い、既存の組織の延長で不連続イノベーションを達成する際に必要な要素を、イノベーションの段階ごとに説明する。後半では、そのようなイノベーションの中心であったミドルエンジニアに注目し、彼らのキャリア志向性に関する分析を試みる。
キーワード:半導体産業、イノベーションと組織、ミドルエンジニア、キャリア志向性

田路則子 (2006)「半導体産業におけるミドルエンジニアの役割とキャリア志向性」『赤門マネジメント・レビュー』5(12), 729-744. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR5-12.html

PDFファイル AMR5-12-3.pdf (187KB)
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