13巻12号

2014年12月25日発行

オンラインISSN 1347-4448,印刷版ISSN 1348-5504
発行 特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)

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< 査読つき研究ノート >(オープンアクセス)

モジュール化の開発プロセスの構築―日産 CMF でのデザイン・ルール策定過程

柴田友厚

pp. 477-498

本稿は、日産CMF開発過程の事例分析を通して、モジュール化研究で残されてきた課題であるデザイン・ルールの策定過程を明らかにする。新たな三つの知見を導出した。第一に、最初にデザイン・ルールを明確に策定し、その後初めて製品設計を始めるという順番を厳守すること、第二にデザイン・ルールの是非は、設計能力だけではなくて市場要件など前提条件の解決度合いの影響を大きく受けること、第三にそれゆえにデザイン・ルールの策定は戦略的な課題であり、技術者のみならずシニアマネージャーの関与が必要だということである。これらの点で、モジュール化の製品開発プロセスは従来の製品開発プロセスとは異なる。
キーワード:モジュール化、製品開発プロセス、デザイン・ルール

柴田友厚 (2014)「モジュール化の開発プロセスの構築―日産 CMF でのデザイン・ルール策定過程」『赤門マネジメント・レビュー』 13(12), 477-498. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR13-12.html

PDFファイル AMR13-12-1.pdf (464KB)
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< コンピュータ産業研究会 >

ハッカソンを一過性のイベントで終わらせないために

山根淳平

pp. 499-506

ハッカソンとは、hackとmarathonを合成した造語であり、アメリカ発の、多様な人々が課題に取り組み、解決ができるサービスを開発するイベントである。ハッカソンはアメリカでは非常に普及しているが、日本ではまだ課題が多い。本稿では、ハッカソンが、イノベーションを生み続ける仕組みとして定着するための、課題と取り組みについて紹介する。
キーワード:ハッカソン、イノベーション、ギブリー

山根淳平 (2014)「ハッカソンを一過性のイベントで終わらせないために」『赤門マネジメント・レビュー』 13(12), 499-506. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR13-12.html

PDFファイル AMR13-12-2.pdf (835KB)
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< ものづくり紀行 第八十九回 >

ポストアパルトヘイト期の現状と課題―南アフリカにおける日系3社の取り組み

横澤公道, 粟田輝, 増田のぞみ, 新宅純二郎, 樋沢洋司

pp. 507-524

横澤公道, 粟田輝, 増田のぞみ, 新宅純二郎, 樋沢洋司 (2014)「ポストアパルトヘイト期の現状と課題―南アフリカにおける日系3社の取り組み」『赤門マネジメント・レビュー』 13(12), 507-524. http://www.gbrc.jp/journal/amr/AMR13-12.html

PDFファイル AMR13-12-3.pdf (641KB)
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