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 GBRC経営図書出版助成事業


         

GBRC経営図書出版助成事業


1 目的
 この事業は、特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター (以下「GBRC」という。) が発行するオンライン・ジャーナル『赤門マネジメント・レビュー』(以下「AMR」という。) または『Annals of Business Administrative Science』(以下「ABAS」という。) に発表された学術研究成果を含んだ図書の出版を推進し、もって学術研究成果の社会への還元に資することを目的とし、2011年から始められた。

2 対象
 大学の教授、准教授、講師、助教、特任教員、特任研究員で、年齢が申請年の12月末現在、45歳を超えない者の著作物で、自身の研究論文または研究ノートとしてAMRに発表した学術研究成果を含んだ著作物に限る。単著、共著は問わないが、共著の場合には、主たる著作者が大学教員であること。

3 助成金額
 原則として1件50万円〜100万円とする。

4 申請期間
 毎年6月1日から8月31日(必着)までとする。

5 審査と助成決定
 GBRC理事長が委嘱する審査委員からなる審査委員会が、申請のあった年の10月末までに審査し、決定、通知する。
【審査委員】(五十音順; *AMR編集委員)
 阿部 誠*(東京大学 教授) 稲水伸行*(東京大学 准教授)
 新宅純二郎*(東京大学 教授) 高橋伸夫*(東京理科大学 教授)
 藤本隆宏(早稲田大学 教授)

6 申請手続
 申請に当たっては、「東京大学学術研究成果刊行助成申請書」に準じる申請書を提出していただきます。GBRCのAMR編集委員会(info@gbrc.jp @は半角)までお問い合わせください。

7 申請に関する確認事項
 @助成は未刊の著作物の初刷(初版の第1刷)に対するものとする。
 Aこの助成による刊行は、無印税とする。
 B他の出版助成制度への重複申請は認めないものとする。
 C刊行は、申請のあった翌年12月末日までに行われるものとし、申請者は同日までに、助成図書3部をGBRCに寄贈するものとする。
 D刊行される図書のタイトル・ページまたはその前後数葉のいずれかのページに次の文言を記載するものとする。

本書は、特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター (GBRC) の
GBRC経営図書出版助成を得て刊行された。


   

出版助成一覧(肩書は出版当時)


第1回(2011年度)
生稲史彦 筑波大学システム情報系准教授 著
『開発生産性のディレンマ』有斐閣。

第2回(2012年度)
稲水伸行 筑波大学ビジネスサイエンス系准教授 著
『流動化する組織の意思決定─エージェント・ベース・アプローチ─』東京大学出版会。

第3回(2013年度)
大木清弘 東京大学講師 著
『多国籍企業の量産知識』有斐閣。

第4回(2014年度)
金熙珍 東北大学経済学部准教授 著
『製品開発の現地化─デンソーに見る本社組織の変化と知識連携─』有斐閣。

第5回(2016年度)
一小路武安 東洋大学経営学部講師 著
『ハイブリッド製品の開発戦略―日本アニメーション産業における新技術と既存技術の総合マネジメント』有斐閣。

第6回(2017年度)
一佐藤秀典 筑波大学ビジネスサイエンス系准教授 著
『組織アイデンティティの機能 -- 環境変化への対応における役割』有斐閣。

第7回(2018年度)
岩尾俊兵 明治学院大学経済学部専任講師 著
『イノベーションを生む“改善” -- 自動車工場の改善活動と全社の組織設計』有斐閣。

第8回(2020年度)
徐寧教 神奈川大学准教授 著
『多国籍企業の知識マネジメント:トヨタと現代に見る知識ネットワークの形成』有斐閣。


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