
![]()
今週のABAS新刊 Mitomi, Y., & Takahashi, N. (2015). A missing piece of mutual learning model of March (1991). 新生ABASは、隔週刊で論文をリリースしています。
「ABASの日本語サイト」からダウンロード可能です。
http://www.gbrc.jp/journal/abasjp/------------------------------------------------------------------------Mitomi, Y., & Takahashi, N. (2015).A missing piece of mutual learning model of March (1991).Annals of Business Administrative Science, 14, 35-51.doi: 10.7880/abas.14.35 (forthcoming).Download [R program] (Available online November 9, 2014) "Exploration and exploitation in organizational learning" (March, 1991)の相互学習モデルはコンピュータ・シミュレーションの結果から「組織メンバーの側の遅い学習が多様性を長く維持するために探索につながる」と結論している。しかし、March (1991) のシミュレーションは、社会化率の定義域の両端が
抜けており、その部分をシミュレーションで補うと、本当は平均知識レベルを最大にする最適な社会化率が存在する。なぜなら、実際には、組織メンバーの側の低学習がロックインを多発させ、そもそも学習を阻害するからである。その最適な社会化率は社会化率としてはありふれた値である可能性があり、その可能性をシミュレーション手法で否定することはできない。しかもその高い知識レベルは非均衡で達成されるものだった。------------------------------------------------------------------------とりあえず論文の内容を日本語で紹介しますが、著者本人による公式の要約ではないので、ご注意ください。正確に内容をお知りになりたい方は、ぜひ英語の論文をダウンロードして、読まれることをお勧めします。なお、お気づきではないかもしれませんが、英語版のサイトもあります。http://www.gbrc.jp/journal/abas/index.html ABASに掲載された論文の最終バージョンは、DOIを付与して2ヶ月に1号のペース
でまとめて、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の電子ジャーナル・サイト
J-STAGEに登載され、Google Scholarにもデータが提供されます。
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/abas/ またABAS掲載論文は、学術雑誌論文を中心とした学術情報を検索して利用でき
る世界的なオンライン・データベースEBSCO host (有料)、ProQuest (有料)にも
逐次収録されて、全文ダウンロード可能です。
![]()
特定非営利活動法人グローバルビジネスリサーチセンター(GBRC)
電話 03-5208-4272 Fax 03-5208-4273
E-mail info@gbrc.jp