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今週のABAS新刊Takahashi, N., Ohkawa, H., & Inamizu, N. (2014). Lukewarm feeling in Company X from 2004-2013. 新生ABASは、隔週刊で論文をリリースしています。
「ABASの日本語サイト」からダウンロード可能です。
http://www.gbrc.jp/journal/abasjp/ ------------------------------------------------------------------------Takahashi, N., Ohkawa, H., & Inamizu, N. (2014).Lukewarm feeling in Company X from 2004-2013.Annals of Business Administrative Science, 13, 343-352.doi: 10.7880/abas.13.343 (forthcoming).Download (Available online September 14, 2014) 日本企業は、しばしば自らの「ぬるま湯的体質」を自己批判するが、実は、Takahashi (1989)によって、組織メンバーの感じるぬるま湯感は体感温度仮説に
よって説明ができることがわかっている。まず、システム温として、組織のシステムとしての変化性向を測定し、体温としてメンバーの組織人としての変化性向を測定する。そして、体感温度=システム温−体温と体感温度を定義すると、メンバーの感じるぬるま湯感は、この体感温度で説明ができるのである。本稿では、組織変革を成功させたX社を毎年度1回ペースで10回にわたって全数調査した
X調査データを使って、体感温度仮説を検証、追試し、あわせてTakahashi(2012)
のJPC調査のデータとの比較を行う。X調査でもJPC調査同様に、決定係数 R2=0.
9840と驚くほどきれいな直線で、体感温度が上がるとぬるま湯比率が下がるとい
う直線的な関係が現れてくる。------------------------------------------------------------------------とりあえず論文の内容を日本語で紹介しますが、著者本人による公式の要約ではないので、ご注意ください。正確に内容をお知りになりたい方は、ぜひ英語の論文をダウンロードして、読まれることをお勧めします。なお、お気づきではないかもしれませんが、英語版のサイトもあります。http://www.gbrc.jp/journal/abas/index.html ABASに掲載された論文の最終バージョンは、DOIを付与して2ヶ月に1号のペース
でまとめて、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の電子ジャーナル・サイト
J-STAGEに登載され、Google Scholarにもデータが提供されます。
http://www.jstage.jst.go.jp/browse/abas/ またABAS掲載論文は、学術雑誌論文を中心とした学術情報を検索して利用でき
る世界的なオンライン・データベースEBSCO host (有料)にも逐次収録されて、
全文ダウンロード可能です。
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