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『赤門マネジメント・レビュー』Vol.14, No.7 発行!! ■AMRのツイッターアカウント http://twitter.com/akamonmr
予定通り、6月25日に
『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.14, No.6が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html <連載> <経営学輪講>は無料コンテンツです。
目次と要約は下記の通りです。-----------------------------------------------------------------------<論文>(有料)
高橋伸夫「仕事の報酬は次の仕事」pp. 357-386 組織やシステムを設計するには、まずはそれがどのように形成されてきたのかを理解する必要がある。日本企業の行動や組織を理解する鍵は「仕事の報酬は次の仕事」である。そうした思想で構築されたシステムはどのように運用されているのか。そこから理解が始まる。 キーワード:日本型年功制、成果主義、隠された投資-----------------------------------------------------------------------<連載>
根橋玲子, 岸保行, 藤原弘
「日台経済交流の礎を築いた人々―第五回 江丙坤氏 (後編)」
pp. 387-402-----------------------------------------------------------------------<経営学輪講>
山城慶晃, 菅章
「暗黙的契約とは何だったのか?―経営学輪講Rousseau (1989)」
pp. 403-412 心理的契約を再定義して定量分析を可能としたRousseau (1989) のもうひとつの
重要な貢献は、心理的契約と比較して暗黙的契約という概念を提示したことにあった。この二つの概念は、分析対象が「個人か従業員全体及び組織か」、観察性が「主観的か客観的か」、契約の違反に対する反応が「個人的か全体的か」という点で異なる。同論文では、再定義した心理的契約では分析対象が個人であるが故に説明できない現象を説明するために、相互補完的な概念であり従業員全体を対象とする暗黙的契約を提示した。しかし、後続研究ではなぜか心理的契約ばかりが偏重され、暗黙的契約は姿を消してしまう。心理的契約と暗黙的契約では、契約違反に対する主体の反応が顕著に異なると指摘されているが、その反応の違いは、組織現象分析の際には重要であり、暗黙的契約が有用な概念であることを示している。 キーワード:心理的契約、暗黙的契約、契約違反
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