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今週のABAS新刊
Inamizu, N., & Wakabayashi, T. (2013).
A dynamic view of industrial agglomeration.
Inamizu, N., & Wakabayashi, T. (2013).A dynamic view of industrial agglomeration:Toward an integration of Marshallian and Weberian theories.Annals of Business Administrative Science, 12, 13-29.doi: 10.7880/abas.12.13 (forthcoming).Download (Available online November 25, 2012) 本研究は、まず、産業集積論の古典とされるMarshallとWeberの理論を整理する。
これにより、Weberの理論は「何もない状態から予想可能な利益をもとに集積が発
生するプロセスを考察」しており、Marshallの理論は「作り出された集積が自己
強化的に存続するプロセスを考察」しているという違いが明らかになる。このため、これら2つの理論を別々に見ていては、産業集積のダイナミズムを解明するこ
とは期待できない。そこで、本研究は、これら2つの理論を統合することで、産業
集積を動態的に見るための枠組を示す。具体的には、産業集積外の市場から需要を取り込み、産業集積内のネットワークを生かしてそれに対応する「ゲートキーパー」的企業の存在に着目することである。------------------------------------------------------------------------ とりあえず論文の内容を日本語で紹介しますが、著者本人による公式の要約ではないので、ご注意ください。正確に内容をお知りになりたい方は、ぜひ英語の論文をダウンロードして、読まれることをお勧めします。論文の最終バージョンはDOIを付与して、2ヶ月に1号のペースでまとめて、J-STAGEに登載されます。
なお、お気づきではないかもしれませんが、英語版のサイトもあります。http://www.gbrc.jp/journal/abasjp/eindex.html
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