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『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.11, No.6 発行!!
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『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.11, No.6が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html<研究会報告><ものづくり紀行> は無料コンテンツです。
目次と要約は下記の通りです。-----------------------------------------------------------------------< 査読つき研究論文(有料) >
一小路武安「日本アニメ産業における情報技術導入」pp. 349-376 本稿は日本のアニメ産業を事例に、芸術的な感性を問われる製品制作(開発)における情報技術導入の意義を分析する。まず、開発における工程ごとに詳細に検討することによって、「彩色」「撮影」では業界全体で情報技術が普及しているが、「作画」では一部に3DCGが組み込まれているがデジタル作画はあまり行われ
ていないことを明らかにする。さらにこうした工程ごとの細かい分析により、情報技術の登場初期には情報技術投資と生産性の間には関係性が見られないという生産性のパラドックスが生じる理由、並びにそのことで、手描きと3DCGのハイブ
リッドが生まれたメカニズムも明らかになる。 キーワード:製品開発、情報技術導入、アニメ産業-----------------------------------------------------------------------< 研究ノート(有料) >
浜松翔平, 岸本太一, 岸保行
「1980-2000年代における静岡県中遠・西遠地域製造業の変容実態(2)
─中遠・西遠地域データ分析シリーズ 資源投入量・生産性編」pp. 377-390 静岡県の中遠・西遠地域では、1990年以降、粗付加価値額が一貫して増加してき
ているが、本稿では、その背景には一体どのような要因が関係しているのかを、資源投入量と生産性(効率改善)の観点から、静岡県の工業統計調査報告書(静岡県の工業データ)を使用し、その特徴を三つの仮説─(a)ヒトを増やすことによ
る粗付加価値額の増加、(b)機械(設備)を増やすことによる粗付加価値額の増
加、(c)労働生産性の向上による粗付加価値額の増加─に基づき検証をおこなっ
た。その結果、この地域では、90年以降、大きなトレンドとしてはヒトの投入量
は減少する一方で、設備の投入量と資源の生産性については依然として増加と上昇の傾向を維持し、粗付加価値額の一貫した増加へ貢献してきたことが確認された。 キーワード:静岡県中遠・西遠地域、データ分析、資源投入量・生産性-----------------------------------------------------------------------< コンピュータ産業研究会 >
秋池篤「デザインが製品価格及び顧客満足度に与える影響 ─携帯電話の成熟過程における分析」pp. 391-404 現在デザインが着目されており、経営学でもデザインの分析が求められる。デザインは、顧客満足度に対しては正の効果は与え、その効果は製品の成熟に伴い増加していることが携帯電話産業の調査で明らかになった。その反面製品満足度に対しての効果は見受けられなかった。 キーワード:イノベーション、経営戦略、携帯電話-----------------------------------------------------------------------< ものづくり紀行 第五十九回 >
徐寧教, 新宅純二郎, 朴英元, 李澤建, 大木清弘
「ブラジルの二輪車と自動車に見る日本企業の成功と課題」pp. 405-424
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