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『赤門マネジメント・レビュー』 Vol.10, No.5 発行!!
本当に、お待たせいたしました。『赤門マネジメント・レビュー』(AMR) Vol.10, No.5が発行されました。
http://www.gbrc.jp/journal/amr/index.html 「創刊10周年記念」「研究会報告」は無料コンテンツです。
それ以外の有料コンテンツは、GBRC非会員の方は、オンライン書店「booknest」
http://www.booknest.jp/search?srs=17&sw=s&pg=1&so=redより冊子にてお求めいただけますが、GBRC会員、サイト・ライセンス契約校
http://www.gbrc.jp/journal/index.html#3の方は、無料でダウンロードできます。 目次と要約は下記の通りです。-----------------------------------------------------------------------< 創刊10周年記念 トップダウンロード賞(有料論文部門)によせて >
高橋伸夫「殻─(2)「殻」としてのT型フォード」
pp. 341-370 前回 (1) (高橋, 2011) では、ウェーバーの「鉄の檻」が実はパーソンズの誤
英訳で、本当は「殻」の意味だったことを知って想像力をかきたてられた。産業の黎明期には、幼弱な企業を保護する「殻」が存在していたはずである。それを経営学では「殻」とは呼ばずに別の様々な名称を与えてきた。今回の (2) では、
T型フォードを取り上げ、この「殻」に護符のごとくしがみつくことで、フォード
社が驚異的な急成長を遂げるまでを描く。それが「殻」として企業の動きを拘束する場面については (3) に続く。
キーワード:ユーザー・イノベーション、ドミナント・デザイン、学習曲線、 フォード・システム-----------------------------------------------------------------------< 査読つき研究ノート >
大木清弘, 天野倫文, 中川功一
「日本企業の海外展開に関する実証分析─本国中心主義は克服されているのか?」
pp. 371-396 本稿は1980年代から主張されてきた日本企業の海外展開における本国中心主義
が、2000年代において克服されているかどうかを明らかにした研究である。本稿
では、海外子会社における海外派遣社員の人数を本国から海外への関与の代理変数とし、分析を行った。分析の結果、日本企業の海外展開における本国中心主義は決して弱まっていなかった。さらに、本国中心主義が弱まっていない一因が、海外子会社に製品開発・工程開発といったより複雑な機能が任される際に、本国からの技術的な関与が強くなっているためである可能性を提示した。キーワード:日本企業、本国中心主義、海外派遣社員-----------------------------------------------------------------------< コンピュータ産業研究会 >
荒野高志「インターネット、クラウド & ビヨンド─システムインテグレータのView」
pp. 397-417
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