コンテンツビジネス研究会は、テレビゲームなど娯楽性の高いビジネス産業に関する情報交換の場です。

第42回 2012年 7月12日(木) 開催

「ソフトパワー向上策と中国アニメ」

報告者
東京大学大学院経済学研究科 博士課程
張永祺氏
日時
2012年7月12日(木) 18:30〜20:30
 

[講演要旨]
  近年、中国政府は国のソフトパワー向上を図り、アニメなどのコンテンツ産業に対する支援と管理を始めた。 しかし、中国の国産アニメの年間制作量の増加にもかかわらず、中国国内では日本などの外国アニメが中国アニメより遥かに人気であった。 一方、最近中国ではフラッシュというパッケージソフトで作られたテレビ放送用のアニメはしばしばみられる。 一部の中国のアニメ企業がフラッシュで作った国産アニメは外国アニメと肩を並べるほどの人気を博しただけではなく、商業的にも成功を収めた。
 本講演では、昨年報告者が行った実地調査の結果を紹介しながら、中国の国産アニメの将来性に対して希望を持たせる成功例を分析したうえで、国産アニメの振興政策が中国アニメに与えた影響を検討したい。