立命館大学経営学部 東京大学ものづくり経営研究センター
2009 年 8 巻 7 号 p. 365-392
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本稿は製品アーキテクチャ論を使った産業・企業研究を活用し、試論的に日本企業のモジュラー化主導のありようを整理する。日本企業は擦り合わせの領域をシステム制御モジュールの創造へと焦点化し、部分設計解の問題とすることで設計の合理化を図ろうとする。日本企業によるモジュラー化は無作為の設計行為ではなく、製品設計の最適化と合理化を同時実現する設計戦略の結果である。
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