東京大学大学院経済学研究科
2009 年 8 巻 4 号 p. 141-168
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本稿は、板ガラス成形技術に焦点を当て、1900年代初頭から1981年までに登場する七つの成形法を概説する。次に、それらを四つの系統に分け、1981年までにどの技術がどのように台頭し、そして競合し、棲み分け、あるいは駆逐されたかを明らかにする。そして、イノベーション論の観点から板ガラス成形技術の変遷を検討し、技術の棲み分けが生じる要因に関してディスカッションを行う。
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