曁南大学管理学院 東京大学大学院経済学研究科
2009 年 8 巻 10 号 p. 555-606
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本研究はQCサークルの中国への移転プロセスに関する理念型を、作業組織の構造の四つの変換ステップを主軸に提示し、モデルの各構成要素間の関係を仮説的に示したあと、日系3社に対する実地調査のデータを用いて、比較分析を行った。結論として、モデルに示された要素間のロジックの妥当性が確認できた。理念型どおりに推進できた企業は、成功するQCサークルの受容過程と強い組織能力の構築プロセスの見本を示し、理論と実践に有意義な示唆をもたらしている。
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