東京大学大学院経済学研究科
2007 年 6 巻 3 号 p. 85-116
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本稿は、「広義のもの造り論」を金融業、特に資産運用業に適用することによって、金融商品の開発論の基礎とすることを目指している。金融商品も「人工物」であるという点では製造業のもの造りと同じであるという立場から、金融商品のプロダクト、プロセス、パフォーマンス、アーキテクチャといった概念を整理した。さらに、製造業における既存研究、あるいは金融商品の特徴にも触れ、金融商品開発論の展望について述べた。
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