筑波大学大学院 システム情報工学研究科
東洋大学 経営学部
2011 年 10 巻 4 号 p. 271-310
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
フリーウェア、シェアウェアの開発事例を分析する。これらの開発では、ユーザが開発活動の一端を担っているような現象―ユーザの組織化―が観察された。パッケージング販売を放棄し流通経路をインターネットに求める「脱パッケージ化」という決定が、単なる流通経路の選択に留まらずユーザの組織化と開発への貢献を引き出し、従来のソフトウェア開発とは異なる開発活動のパフォーマンスをもたらす。
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